
こんにちは、ノブです。先日、遂に博士&博士課程コミュニティの第1回オフ会を開催してきました。今回はそのオフレポです。
ドクコミュという名前になります
以前から「博士&博士課程コミュニティ」という名前の長さに悩んでおりました。しかし、一度作った名称を変えるのも微妙。何か良い通称でもあればなー。と考えていた所で発見したのが以下の「有機化学を学ぶ人」さんのツイート。
勝手にドク飲みと呼んでますが、本日はノブさん主催の博士飲みに参加してきます。
— 有機化学を学ぶ人 (@yuukiwomanabu) May 18, 2019
このアイディアを拝借してコミュニティ通称を「ドクコミュ」、オフ会イベントを「ドクオフ」と命名させていただきました。
そもそもこのコミュニティは何なのか
実は本コミュニティ、そもそもの発案は私ではありません。
「tabe」さんのツイートが発端となり「ざきやまさん」さんとの会話が発展したことが始まりです。
博士の横のつながり、もっと欲しい。 分野外の人とか含め、色んな話をしてみたい。 大学に居てもあんまり無いんですよね。。
— tabe@創薬研究/博士就活ブログ (@mac_immunol) February 21, 2019
ぜひともオンラインコミュニティを作ってください!
— ざきやまさん (@Dr_Magnet_) February 22, 2019
なんか、ニーズある気がしちゃいますよね笑笑
— tabe@創薬研究/博士就活ブログ (@mac_immunol) February 22, 2019
オンラインなら忙しい博士の方々も集まることができそうですし。
誰か得意な人…🤔笑
で、もう1点重要なファクターですが、このツイートを発見した時、私は友人の結婚式からの帰りでべろんべろんに酔っておりました。(やらかして妻には相当怒られた日でした。)
普段から「他の人がやらないなら自分でやる」をモットーにしている人間が、お酒で勢いがついている時にこのツイートを見るとどうなるか。
もちろん、こうなります。
何なら作りますが笑
— ノブ@化学者/研究者の生き方を考える (@chemordie) February 23, 2019
分野ごとに小さいものが乱立したほうが盛り上がれる気もしていますが、どうなのでしょうね🤔
で、早速アンケートを作成、実施。
博士&博士課程メンバーのコミュニティがあったら加入したいですか?内訳も含めご回答お願いします。(回答期日:2/26 未明まで)
— ノブ@化学者/研究者の生き方を考える (@chemordie) February 23, 2019
ここまで来るともう後には引けません。 次の日に「昨夜の自分はなんてことをしてくれたんだ…いや、覚えてるけど…」と崩れ落ちたのは今となっては良い思い出です。勢いに任せコミュニティを立ち上げてみるとあっという間に40人もの方々が参加して下さいました。博士(課程学生の方含む)の人ってtwitter上にこんなに沢山いるの?と驚きました。 (本記事を書いている時点で50名を超えています。)
オフ会、盛り上がるのか?
大人数で集まるオフ会自体は「創薬コミュニティ」(過去オフレポ①、②、③)である程度慣れていましたが、今回は専門分野もバラバラな方々が集まります。本当に盛り上がるのか不安でした。
参考までに、以下に今回の参加者の方々に事前アンケートで送って頂いた専門分野情報の一部とそれを見た時の私の感想を列挙します。
・創薬関連
→いつもお世話になっております。今回も勉強させていただきます。
・有機化学系(合成、反応、モノ取り)
→私にとって非常になじみの深い分野です。安心感。
・獣医学
→マウスやラット、ゼブラフィッシュ、犬、猿などは創薬研究で登場することはありますが、それ以外の生物の研究は全くわかりません。何となくイメージできるような、できないような。
・第一原理計算
→学問として存在するのは分かりますが、私には内容が全然わかっておりません。
・海棲哺乳類学
→海棲哺乳類学…!?
ヤバい、専門外すぎて面白い。質問いっぱいしたい!!
と言う訳で、皆さんが盛り上がれるかどうかは別として、オフ会前から私はかなり盛り上がっていました。
さあ、オフ会だ!
東京駅近くの居酒屋で行われた会に集まったのは私を含めて13人。大学、会社や学会以外で博士ホルダー(候補者含む)がこんなに集まることはなかなか無いので、珍しい光景だったと思います。北は東北から、西は近畿他方までと、かなり遠方から参加して下さった方がいて驚きました。そのフットワーク、ステキです。参加者の内訳としては、社会人、ポスドク、学生さん(博士課程〜博士進学を考えている修士課程)でした。
人数が多かったので事前に100均で名札&ペンを調達しておきました。名前、専門分野、いま興味があることを書いていただき、自己紹介をして後の話題は自由、と宣言してオフ会スタート。(写真は当日私が実際に使用した名札)

各個人の研究内容の詳細は参加者のみぞ知るということで伏せますが、様々な話題が飛び交っていました。私が特に面白かったのは以下の話題。
・日本での科学研究の現状と研究者が意識しなければならないこと
・科学者が進出すべき業界
・研究室の運営
・研究者のリサーチ・ライフバランス
・科学を社会に還元する方法(技術、製品、インフラ、YouTuber、体験型エンタメ)
・博士と修士以下の違いは?
・就職するのか、アカデミアに行くのか?また、その進路をなぜ選ぶのか?
・天然物ってそもそも生体内で何してるの?
・イルカの研究の実態と取り組んだ経緯
広めの個室で3テーブルに分かれ、一定時間ごとに席をローテーションさせることでなるべく多くの方と交流して貰うよう場を回しました。あっという間の3時間。まだまだ話し足りません。
「明日からイルカの実地調査なので、今夜の船で島に渡ります」と撤収される方も(もちろん他にも帰る方も)いましたが、そのまま9名で2次会に移動。イルカの研究、最後まで持っていくなぁ。翌日にはキレイな海の写真も送って下さり、本当にありがとうございました。
2次会
お店を変えて第2ラウンド。私の座ったテーブルでは「科学データは公表されるべきか」という話題が盛り上がりました。
上手く行かなかった検討内容や、各研究グループが持つノウハウを全て共有できれば、科学の世界はもっと広がり、進歩も加速するのではないか。ということですね。私は企業に所属する研究者として、営利団体のスタンスと知財(特許)の話をしてきました。このあたりの話も、各人で考え方が様々で面白かったです。
事情があって私は中座しましたが、最後までダレることなく心地良い議論が続いたオフ会でした。上記のような議論は日常的にできるものではありません(と私は思います)。科学者が集まって、気軽に議論し交流する場を提供できたと思うと嬉しく感じます。
それと皆さん、博士課程まで進んでいるだけあって話すのがうまかったです。自分の意見を理論立てて話してくださる方が多く、この点も印象に残りました。
今後の話
参加者の皆さんに聞いてみましたが、次回も参加したい!という声を沢山頂きました。私ももっと多くの方と交流したいと考えていますので、定期的に開催したいと考えています。
また、以前から創薬コミュニティでお世話になっている「おつる」さんが「関西支部を設立しますよ!」と名乗り出てくれました。
本日はありがとうございます!
— おつる (@higahigashi1) May 18, 2019
関西支部のおつるです笑
盛り上げていきましょう!
以前から「東京以外では開催しないのか?」というご質問は頂いておりますが、これでその縛りも少し解決の方向に向かう気がしています。
また、九州地方でも「にわさん」さんが化学・創薬・機械学習の範囲でコミュニティ活動を考えておられるようです。
【予備調査】九州で化学、創薬、機械学習その他研究などについて気軽に話し合ったり相談したりできるコミュニティはあると嬉しいでしょうか?#九州 #化学 #機械学習 #博士 #拡散希望
— にわさん(令和) (@steroidinlondon) May 11, 2019
各地で似たような活動が盛んになればと思います。ただでさえ地方の博士課程の方は多くありませんし、「自分以外の博士課程学生がいると分かっただけでも安心した」という感想も頂いております。
交流して刺激しあえるような場をどんどん作って欲しいと思います。当然のことですが、同様の活動を行う際には私に許可を取る必要などありません。(私に言われなくても既に同様の活動はあるでしょうし、こんなことを書くと「オマエは何様だ!」と言われそうですが一応…)
また、同様の取り組みを行う上で何かご相談等あれば、私にできる範囲内でご協力したいと考えています。
最初は勢いで始めてしまったドクコミュの活動が無事にスタートでき一安心しております。今後は勉強会など飲み会以外のイベントもできれば!と妄想しております。自分も参加したい、こんなイベントをやって欲しいなど、ご要望があればtwitterまでご連絡下さい。私のできる範囲でお応えしたいと思います。
皆様からのご意見、お待ちしております!!
ノブ
コメントはまだありません