【書評あり】AIと共に働くための方法を考えてみた

働き方
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こんにちは、ノブです。平成最後の更新です。最近、読書による勉強ばかりしています。

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AIや作業自動化のための機器が発達してきていますが、今後、ヘルスケア業界はどうなるのか、種々の現場での働き方はどうなるのか、そのような内容が多いです。今回から総合コンサルティング会社であるアクセンチュア社の方が書かれた2冊の本について、書評と読んだあとに考えたことを1冊ずつ書いていこうかな、と思っています。

1冊目は「人間+マシン: AI時代の8つの融合スキル」です。

タイトルにはAI時代と書いてありますが、ソフト面だけではなくハード面(人間と協業可能なロボットなど)も含めた話です。

本質的でないマイナス面

内容とは関係のないところでまずは個人的な感想を。本書は実験的な取り組みとしてAI翻訳を元として、その後訳者の方が調整を加えて日本語化を行っています。

そして、その文章が私にはとても気持ち悪く感じられました。何とも言えない読みにくさがあり、内容が頭の中に全然入ってきません。結局この文章に慣れることなく読了しました。本書ではAIや人間と協業可能な機械を導入するために経営層やマネジメント層が心得ておかねばならないことが説明されており、勉強にはなりました。ただ正直な話、内容は面白いのに文章が分かりにくいために評価が下がっている感じがして、非常にもったいない!という感想です。
(念を押しておきますが、あくまでも個人の感想です。)

AIによる影響

本書ではAIを以下のように定義しています。
認識、理解、行動、学習を通じて、人間の能力を拡張するシステム

この、「人間の能力を拡張する」というのがポイントで、AIはAIの得意なことをやり、人間は人間にしか対応できない複雑な仕事をしなさいというのが本書の大きなテーマの1つです。
複雑な仕事の例→あいまいな情報の処理、意思決定、顧客対応など

ここまで書くと、「ルーチンを機械に置き換えて生産性Upしろってことか」と思われるかもしれませんが、本書ではそこだけにフォーカスしたAIの活用を否定しています。

もちろんルーチンの機械化や自動化は重要ですが、単に人間を置き換えるためだけにマシンを使うと最終的には行き詰まることが既に多くの例で知られています。マシンを使い人間の能力を活用しようとする姿勢が大切であり、企業は従業員の新しい役割を検討したり、仕事そのものの概念を一変させる必要がある。という主張です。

これにより、業務プロセスは一新され、新しい職種が必要となり、新しいや雇用、様々なビジネスが生まれます。AIに仕事が奪われても新しい職種が生まれるさ!というよく見かける話題ですね。

AIがもたらすものと人間に必要なもの

現代ではAIの発達により状況適応力のあるプロセスを構築することが可能になり、フレキシブルな対応を取れるようになりました。カーナビが渋滞や事故情報などリアルタイムデータを利用して新たなルートを提案するシステムが身近な例です。

ネタバレになりますので詳細は省きますが、今後の企業にとって必要なことは「ミッシングミドル」と呼ばれる8つの能力を重視し、AIを含むマシンと人間とが協力して働ける社内文化や環境を構築することだ!ということで経営層、マネジメント層、労働者層が意識すべきことやその実例が紹介されています。その中でも私が特に共感したのは「業務プロセス改革」についてです。

AI時代の波に乗るには業務プロセスや業務環境を見直し、より生産性の高いものへと変化させることがカギです。しかし、このプロセス改革のチャンスを見つける作業には時間がかかります。

そして、労働環境作りも実験→改良の積み重ねが重要です。私が会社で行っていた「研究環境アップデート」もその一環と言えるでしょう。業務効率化でリソースが浮くなら、そのリソースをイノベーション作りにあてるべきですし、時代に取り残されないように環境アップデートは定期的に検討するべきです。そのためには日常的な情報収集が欠かせません。論文からは得られないノウハウや新技術を知るための学会参加や他社の知人、SNSからの情報収集はさらに重要度を増すと思われます。

さらに、現場の環境や文化は各社ごとに違います。他社の模倣からスタートしても、最終的には自社の独自性に合わせて環境作りをする必要があります。実際、私もすごく苦労しました。そこには必ずミスや失敗、新しいモノへの心理的な反発が発生しますが、そこで止まっては成長しません。本書では、それも1つの「データ」として扱うべき、とまで主張しています。

「今までとは違うことをする」と「今までとは違うやり方でする」を常に意識しなければ、周囲に置いていかれる時代は既に始まっています。現場の研究員もそれを心得て、常に勉強する姿勢を持ち続けたいものです。

次回予告

次回取り上げる本は「ヘルスケア産業のデジタル経営革命」です。こちらの本はタイトル通り、これからのヘルスケア産業にフォーカスした内容です。

twitter上では何度か言及していますが、今後のビジネスモデルの変化について非常に参考になる本でしたので、製薬業界の皆さまにはオススメの本です。

というわけで現在、記事を鋭意執筆中です。お楽しみに。

ノブ

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