化学の将来について語り合うイベントに行ってきた

オフレポ
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こんにちは、ノブです。今回はイベントのレポートです。やはりオフ会報告がこのブログのメインと化している気がしますが、考えないことにしましょう。参加したのはChemical Hackers 〜領域を超えて化学の将来を語り合う交流会〜です。

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オシャレイベント

主催はBeyond Next Ventures(以下、BNV)という会社です。恥ずかしながらこの会に参加するまで知らなかったのですが、大学シーズを事業化したり、ベンチャーを支援したりする「アクセラレーター」という業種の会社です。

都内、某所にあるBNVのオフィスに迷いながらもたどり着きましたが、会場に入って目にしたのはパーティースペースのようなオシャレな部屋。大きなL字型のソファにはクッションが無造作に配置されていて、え?ここ、オフィスじゃないの?パリピくつろぎ部屋?という雰囲気でした。

私の第一印象:しまった、来るイベント間違えた…!

いや、大人な感じのパーティーなんて参加したことがないので想像ですが。キョドりながらオフィスに入ってBNVの方と挨拶。次々と参加者が来てくれてフロアの雰囲気が「科学やってそうな面々」になって一安心。顔見知りのフォロワーさんも来てくれて平常心に戻りました。良かった、いきなりチャラいお兄さんとか乱入してこなくて…。

イベント参加者の内訳ですが。アカデミアの先生方が数名、企業研究者としては有機化学、物理化学、材料、機器、AI関連、VCなど投資関連、という面々で計18人でした。

ドリンク&フード付の白熱議論!

議論の前に主催のBNVの企業概要やビジネスモデルについての解説があり、参加者全員の自己紹介、乾杯を経てついに議論開始です。既にホールのテーブルにはフード&ドリンク(大量のアルコール含む)が配置されています。

今回、ナビゲーターとして登壇されたのは東大の生長 幸之助先生。ケムステの副代表をされている方でもあります。生長先生が「将来の化学環境構築の夢」を語り、議論スタート。

お酒が入った席で「その場限りの議論」という側面もありますので詳細は記載しませんが、皆さんアツいです。私もいつも通り好き勝手に喋りました。「法規制がゆるい国の方が好き勝手にできる可能性が高い(意訳)」とか。ここだけ切り取ると、かなり危ない発言です。

アカデミアの問題点、企業の問題点、それぞれが将来に向けて本当にやるべきことは何なのか、化学を使ったプロダクトとして出口をどのように設定するか。各メンバーが各々の立場や視点から意見を出し合いました。

イベントは20時までの予定でしたが、「一区切りつけましょう」とフロア全体に声がかかったのが20時半。一本締めをしましたが、ほとんどのメンバーが残って議論し続けていました。

私の中での一大テーマである、「研究者の生き方」についても特にアカデミアの先生方と語り合うことができて非常に勉強になりました。お酒の勢いもあり、好き勝手に私の意見をぶつけて来てしまいましたが、帰り道に先生方の業績を調べて焦ったのは内緒です。

議論になったポイント

フロア全体的に取り上げられていたポイントについていくつかまとめて、今回のレポートを締めくくります。

・化学を社会実装するための出口設定が重要
化学を使って、どんなものを社会に届けるのか。具体的な物質なのか、機械なのか、アートなのか、情報動画なのか。マネタイズも含めて各自、もう一度考えてみよう。

・偉い人を説得するだけのパッションが必要
化学者だけで話し合っていても資金的、法規制的な問題はクリアできない。クリアするには、どちらもコントロールしている偉い人を説得するだけの力が必要。それは恐らくパッション。

・サイエンス全体を俯瞰せよ
化学だけにフォーカスしていてはダメ。視野を広く持ち、化学由来のプロダクトを文化レベルまで昇華させるにはどうすればよいか考えよう。

感想:参加して良かった。

今回知り合った方に関係する分野の本も早速発注。自分の学びを深める出会いは本当に素晴らしいです。飲み食いしつつ、その道の専門家達とガッツリ議論して3000円なんて安すぎでした。

参加者からは「次はいつやるの?来月?」という声も上がっていました。私も次回があれば参加したいと考えています。皆さんも、自分の知見を広める機会やイベントを見つけて参加してみてはいかがでしょうか。

ノブ

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