ディズニーリゾートでガッツリ遊んで感じたこと

ライフハック

こんにちは、ノブです。今年はお盆休みを利用して私の家族&妻の兄家族&妻の両親でディズニーリゾートに行ってきました。初日はディズニーシー(以下、S)、2日目はディズニーランド(以下、TDL)とかなりガッツリと遊んだ中で色々なことを感じたので、本日はそれを。

ディズニーリゾートの”商品”の本質は

初めて子供×2を連れてTDL&Sに行ったのですが、夏のイベントとして見物者もずぶ濡れになる勢いで水を撒くようなパレードやイベントにも参加してきました。

加えて、定番のエレクトリカルパレードや、光・音・花火・炎・レーザーを駆使したプロジェクションマッピングなど、初めての体験に子供×2は大喜びでした。

それぞれのイベントを振り返ってみると、周囲のお客さんは大人も子供も、男性も女性も、参加者は皆、全力で踊り、水に濡れ、手を叩き、声を上げて楽しんでいました。

で、感じたことですが。
「ディズニーの本質は体験を売るビジネスモデルなのだ」
ということです。

人気のキャラクター達と、お客さんが一体となり、特別な体験をすることで「楽しかった体験記憶」という強烈な商品を残します。大の大人が知らない人と一緒に頭から水をかけられる体験なんて、そうそうありません。とても強く、楽しかった記憶として残ります。そうなると日常的にグッズを集めたり、リピーターとして再来園する率がグッと高くなるのは自明です。

また、身につけるグッズや衣装を購入するほどイベントにのめり込みやすくなり、「楽しかった印象」も強くなります。

ミッキーの耳が付いているカチューシャ、普段の生活で使いこなすのは難しいですが、TDL内では男性装備していていも自然な光景です。むしろ付けてみたくなります。ドナルドダックが口を開けて叫んでいる柄のTシャツも普通のサラリーマンには普段使いは困難です。でもTDLでは40代のオジサンがニコニコしながら身につけていて、なんの違和感もありません。

言い方は悪いですが「頭を空っぽにして(アホになって)体験した方が、より楽しめる」空間を演出しているわけです。

過去の体験をプレミアム化する

2018年8月現在、TDLでは開園35周年イベントを行っています。その中で印象的だったのは私が目撃した、とあるファミリーのお父さんです。

その方は過去発売されたらしい「開園5周年記念」のTシャツを着ていました。その方に対して周囲の反応は「古臭い」でも「ダサい」でもなく、「30年前のイベントのヤツだ!その頃から来てるなんて凄いなー!」でした。

過去のお父さんの体験をそのままプレミアム化するブランド力はさすがディズニーと言えます。ハイレベルのクオリティを担保し続け、30年前も楽しかったのだろう、と容易に想像できます。そうなると今回の記念グッズも買いたい!という方は多いのではないでしょうか。30年後に今回の記念Tシャツを着ていけば自慢できるかもしれません。

次にまた来たくなる手法

2日間の内にトラブルもありました。私の子供(下)が、姪っ子から借りたグッズを無くしてしまったのです。

探しても見つからず、新しく買い直そうともしましたが、過去に販売したグッズで既に店頭からは姿を消していました…。姪っ子は「いいよ、しょうがないよ」と言ってくれましたが、顔はガッカリ。

夜遅く、帰る直前にダメ元で遺失物管理所に行ってみたところ

「恐らく届いております。お待ちください。」

5分もしない内にキャストの方がカバンを持って駆けつけてくれました。そして、中から取り出してくれたのです。飾りのついたヘアゴム1個を。

1日で数万人が訪れる広大なパークの中でヘアゴム1個を拾って落とし物として管理しておく。考えるだけで効率の悪い仕事です。そこまで小さなものまで落とし物としてカウントするとなると、毎日膨大な量の落とし物が発生しますし、各落とし物に時間・場所などの情報を付加することを考えただけで気が遠くなります。

そして、お礼を言って立ち去ろうとする我々にキャストのお姉さんがかけた言葉は
「行ってらっしゃい!また来てね!」
でした。こんなの、また来るしかないですよ。

こうかは ばつぐんだ!

この落とし物の一件も、ディズニーが提供する”体験”という商品だと考えます。乗り物やショーだけでなく、スタッフに親切にされた、優しくされた、嬉しかった、という体験が「また行きたい!」に繋がる訳で、その効果は非常に高いわけで、何を言いたいかというと、是非また行きたい!ということでした。

本当は、「ディズニーがクオリティ維持のためにビジネスパートナーに求めているハードルについて」など、書きたいことは色々あるのですが体力の限界なのでこの辺で。私の言いたいことはこのツイートにも。

余談ですが、今回は子供を連れながら混雑するテーマパークを全力で楽しむと大変疲れる、ということも学びました。

ノブ

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