こんにちは、ノブ (@chemordie) です。先週末、ものすごく久しぶりにオフ会を行い、tabeさんとくりぷとバイオさんにお会いしてきました。
tabeさんとは今まで何度もオンライン会をご一緒させていただいていましたが、オフラインでお会いするのは初めてで「遂にご本人と会える!」とワックワクでしたし、くりぷとバイオさんとは約3年ぶりの再会となり、積もる話&最近のサイエンスについて語り合えることを楽しみにしておりました。
お二人ともTwitterではご紹介不要の有名人なのでそのあたりは省略して、今回のオフ会で私が感じたことをまとめます。
視座の高さ
結論から言うと、お二人ともサイエンスに対する視座が非常に高く、また広い知識を持っておられました。具体的な日々の業務に取り組む傍らで意識されているのは、
「どうしたら成果を高めることができるか」
「どのようなことを意識しながら働くべきか」
「社(or 日本)全体のサイエンスのアウトプットを高めるにはどうすべきか」
と、非常に抽象的&大局的な視点が求められる部分。飲み会の席ではありましたが、非常に刺激的で、脳みそフル回転の時間でした。
話したこと
非常に多くの話をしましたが、特に以下が印象に残っています。
・本日は日本酒と水しか飲みません
・業務効率を改善するには
・マネジメント層が意識すべきことは
・現場の研究者ひとりひとりは何を意識すべきか
・研究員がやるべき仕事、そうでない仕事(中間の情報伝達おじさんの闇)
・「新しいことをやる」とは
・行動力について
・これからの日本の科学の話
・「コミュ力」とは「飲み会でウェ〜ィ!ってする能力」のことではない
・それぞれのキャリア感&それぞれの新しい挑戦の話
・「がんばる」か「超がんばる」かで選んでください
・なぜ、このような会話を社内でするのが難しいのか
・お酒を飲んでも次の日に影響しない方法について論文化しよう
・マジな話
・Notionいいですよね!
・我々それぞれのタイプの違い
いやもう、アツい。1つ1つのトピックでお二人の考え込まれた意見が聞けて、それに自分も全力でついて行こうと必死で考えるのですごく勉強になる。本当に濃厚な話し合いでした。
ちなみに私はというと、最初の業務効率化の部分で1枚だけスライドを作ってiPadで持って行ったのですが、その時点で
「飲み会の席でプレゼンを始める変態」
とのお褒めの言葉を頂きました…なぜだ…。
ただまあ、私は途中から飲む手を止めてiPad&Apple Pencilでメモをとりまくって議論していたので、これらはごくごく普通のことだと理解して頂けたと信じております…。(過去にも似たようなことをやってますし)
飲み会の席でメモを確認しながら「今の話で、いくつか質問よろしいですか」というやりとりが展開される非常に楽しい時間でした。こんなにアツくなれて学びが多いような飲み会、普通はないです!
ディスカッションではなかった会
今回のオフ会でおふたりとたくさん話をしましたが、「ディスカッションではなくダイアログだった」と感じています。
私にとって今回のオフ会は、意見を闘わせてなにか1つの答えを出すのではなく、それぞれが感じていることをそれぞれの思いを乗せて話し、受け止め合う、という感覚でした。そして、そこに前提としてあるのは「良いものを作って世界に貢献したいメンバー」という仲間意識だったのではないかと感じています。
(※ディスカッションとダイアログについてくわしい解説はこちら)
そのような仲間に出会えたことは非常に幸せなことだと思います。引き続きTwitter上でお付き合いさせていただきたいですし、可能であれば共に何か世の中に役に立つ&楽しいことが出来たら嬉しく思います。
帰りの電車の中で
今回のオフ会は「とりあえずビール!」すらなく、乾杯からひたすら日本酒(と水)だけで終わった会でしたが、話していたことに夢中でついていくために頭をフル回転させていたせいか全く酔っていませんでした。
そして感じたことが「凄い人たちに会いに行くことは、最高に面白い&勉強になる」でした。オンライン会とオフ会、どちらにも短所長所ありますが、やはり直接お会いすることはオンライン会とは全く違うことを再認識しました。
まだまだ続くコロナ禍で気軽にオフ会ができる状況ではありませんが、チャンスを見つけて少しずつ色々な方とのオフ会も再開していきたいと感じた次第です。世の中には楽しい出会いがあふれていると再確認できた夜でした。
ノブ
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