こんにちは、ノブです。本日は資産運用や投資活動に関する前回の続きです。投資用語もいくつか出てきますが、当時の私の知識レベルでも理解できるよう、できる限り解説を加えながら書いてみます。
前回のあらすじ
義父から資産運用について考えるようアドバイスされた私は、本屋で偶然一冊の本に出会い投資活動を始める決心をする。ネット銀行とネット証券の口座を開設し、給料から天引きで定期預金口座への積立を行う設定を作り、2年強放置しておくことで特に苦労もせず200万円ほどの資金を調達したのでした。では、続きをどうぞ。
資産運用の第一歩
調達した200万円をいきなり全て使うことはしませんでした。ある程度勉強した今でこそ「分散投資が基本!」とか「全ての卵を1つのかごに盛るな!※」とか言うことはできますが、当時の考えは違います。
当時の考え:「細かいことはよく分からんし、ミスしても痛くない金額だけ積立てで賭けよう」
完全な賭け事だと思っていたあたり、アホでしたね。(ギャンブル性が全くないとは言いませんが、長期積立て投資の場合はギャンブル要素はかなり薄まります)
で、前回紹介した本「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えて下さい!」に書いてあったんです。投資信託※。ご丁寧に銘柄の選び方と、当時オススメだった銘柄まで。
上記の本では「あなたの買った銘柄が、今後上がるか下がるかなんて誰にもわからないんだから、一度に全額突っ込め!(意訳)」と書いてあった記憶があります。賛否が分かれるところだと思いますが、チキンハートな私にはこれが実践できず、まず初めに10万円分を分散していくつかのインデックスファンド※に投資しました。
それから毎月1万円を自動で分散して各インデックスファンドに追加で投資する設定を行いました。この辺は積立て貯金を行ったときと同じですね。1万/月なら最悪、自分の小遣いで埋め合わせられると思っていての行動です。
勉強しよう
で、自分のお金を使っているのでちゃんと勉強しよう!と考えました。理系の研究者が”ちゃんと”勉強する気になったら厄介です。参考書選びにえらく時間がかかりました。結局はアマゾンのレビュー評価が高かった商品に落ち着いたのですが、購入したのは「ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第11版〉」でした。
全世界で読まれている「投資のバイブル」
とか書かれたら気になりますよ。そりゃ。当時は使い慣れていなかったものの、なんとなくKindle版を選んで購入しました。これは今考えると大正解。非力な研究者が512ページもあるハードカバー本を毎日持ち歩くなんて正気の沙汰ではありません。大学によっては経済学の教科書として使用している所もあるそうですが、私の仕事内容とは関係皆無です。
結果、この本を選んで本当に良かったです。理由は3点。
①データソースがはっきりしている
②読み物としてもおもしろい
③結論がわかりやすい
ちなみに結論は「投資するならインデックスファンドを買うのがベスト!」です。本書を買う前と行動が変わらない気がしますが、研究者にとって根拠が確認できるかできないかは大きく違います。自分の投資活動に自信が持てました。
幅を広げよう
自分の投資活動に自信を得た私は、活動の幅を広げようと企みます。詳しくはまた次回の更新で。
ちなみに次回のポイントは「投資金額を増やしたいけど、妻をどうやって説得しようか」です。お楽しみに。
ノブ
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